アウトサイダーアートと西陣の織り手によるファッションアイテム製作。
西陣CONNECT拠点として、元大宮消防出張所をリノベーション。
グローバル家具ブランド”SCANTEAK“との西陣ファーニチャー開発。

アウトサイダーアートを織りで表現し、ファッションアイテムをつくるプロジェクトについて。アートワークの方針を決め、具体的な織りとデザインについて、検討を重ねていっています。 https://bit.ly/2WYzvOC https://www.instagram.com/p/B4oII7MgQiL/?igshid=2oou6mvfaqy5

西陣connectをリリースさせていただき、3日が経過。

おかげさまで、日経新聞社様、NHK様、宣伝会議様、… https://www.instagram.com/p/B4EAbsxgFKn/?igshid=4cuzn04ptflp

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西陣connect

アートワークから織りとデザインを検討する。

アウトサイダーアートを用いたファッションアイテムプロジェクトについて、活用するアートワークの方針を決定し、それをどう織るか?どういったファッションアイテムとして展開していくか?のデザイン打合せを重ねています。 複数色の糸を用いた織りで、どうアートワークの美しさを再現するか?また、それを、どのようなファッションアイテム・デザインに落とし込むべきか?について、西陣の織り手・ファッションデザイナーを交え、熱い議論に。 具体的なかたちに落とし込んでいくうえで、これから様々な難しさに直面する予感がすると同時に、いろいろな人の思いが詰まった良い作品が生まれる予感がしています。 【アートワークに活用されるアーティスト紹介】 ■ 鵜飼結一朗さん 1995年生まれ 滋賀県在住 2014年から『やまなみ工房』に所属 彼が描くものは、休憩時間にいつも眺めている大好きな図鑑から選ばれた昆虫や動物、恐竜である。描き方は独特で、モチーフをひとつ描くと、その絵に重ねるように同じ対象の生物を次々と描き、重ねるにつれ絵に奥行が生まれる。表情や動きはそれぞれ違い、生物がまるで群れになって行動しているかのような錯覚を覚える。絵画だけでなく立体作品にも取り組む彼は、絵で描く生物をそのまま陶土でも表現し、粘土の固まりから飴細工のように手や足、尻尾を器用に伸ばし丁寧に成形していく。 ■ 中尾涼さん 1998年生まれ 滋賀県在住  2017年から「やまなみ工房」に所属 幼い頃から、電卓やデジタル時計、CDプレイヤーのディスプレイをずっと眺めて過ごす事が好きだった彼は、そこで見て覚えた数字を紙に書き写した。次第に興味は、数字だけにはとどまらず、雑誌やゲームソフトのパッケージに書かれている英字なども書くようになる。今では様々な画材や素材を使い、数字や文字を描くことは彼にとって楽しみの一つであり、幼い頃の想いがそのまま今も作品に反映されている。

京都市 × 博報堂 プロジェクト共同記者発表

西陣connectのプロジェクト発表記者会見が、10月23日に、京都市役所と、プロジェクトの拠点スペースである「上京区消防署大宮出張所跡地」にて、行われました。 第一部の市役所では、京都市長と博報堂関西支社長、プロジェクトリーダー北川氏より、「西陣産業の次世代の担い手を呼び込み、育てる」という、今回のプロジェクトの意義・目的について、説明。 第二部では、西陣connect拠点である「上京区消防署大宮出張所跡地」に場所を移し、進行中の各プロジェクトメンバーより、プロジェクト詳細に関する説明・質疑応答を実施しました。

金襴織物の可能性を探る企業に聞く。

加地金襴株式会社 織り手 坂田雄介さん 西陣の産業に魅せられて、よそから京都へやってきた人もいます。 「加地金襴株式会社」の織り手、坂田さん。 加地金襴の主力商品は寺社仏閣における装飾品をはじめとする仏具関係の金襴製品。最近では、イスラム教(ムスリム)向けに制作した礼拝マットが注目を集めています。 「社長が知人からハラル認証を取得したという話を耳にして、ハラルって?と不思議に思ったのがきっかけでした。いろいろと調べるうちに何かムスリムの人が使えるものが作れないかと考えて、礼拝マットを開発しました。マットのサイズが、西陣織の織り幅と同じだったこともよかった」 1000種類以上にもおよぶオリジナルの金襴柄の美しさは比類なきもの。 「技術継承は絶対に必要です。生き残ることで見えてくる道があると信じて、前を見ながら後ろを振り返るモノづくりをしています。子供たちにも金襴を身近に感じてもらえるようになれたらいいですね。カッコイイと言われる仕事をしたいですし、憧れてこの業界に興味を持ってもらいたい」

躍進的な織物開発に取り組む企業に聞く。

ここ西陣において時代を先駆ける織物開発に尽力している会社があると聞き、「有限会社フクオカ機業」を訪問しました。 創業は明治35年。近年では、西陣織の代表的なシャットル織機を改良され、炭素繊維に代表される高機能繊維でも横糸が連続する耳付織物としての商品化を実現。また、ジャガード織機を用いることで、炭素繊維に他繊維を組み合わせて意匠性の高い特殊織物を生み出します。 それをインテリア材に使用したり、鞄や雑貨などの商品として提案したり。また、ゴルフシャフトや釣り竿、自転車などのスポーツ用品にも採用され、大手自動車メーカーとの開発も行っています。 強度を誇る炭素繊維ですが、織物の経糸用に加工されたものは縦への衝撃には強く、引き千切ることは到底できません。が、横の刺激には弱く、何かに軽く擦れるだけで裂けてしまいます。 だからこそ、とても慎重に整経する必要があり、そこにも職人さんの技が不可欠。 「ひとつの織物を作り上げるためには、多くの人の手が関わっています。信頼できる職人さんたちの腕があってこそ、私たちもチャレンジが出来るのです」 という福岡社長の言葉どおり、西陣でのモノづくりは信頼の上に成り立っています。

分業ゆえのプロフェッショナル。

西陣産業の特異性は、分業にあります。様々な工程を経て出来上がる織物には、それぞれの作業に長年従事してきた職人さんたちの比類なき技術力と心意気も織り込まれています。 職人さんのお話とお仕事ぶりを拝見したくて、最初に訪れたのは染屋さんです。 生糸についた汚れや油を取り除き、絹本来のしなやかさを引き出す(精練)。その後、紋意匠に合わせて色糸に手染めする「糸染」。それが、染屋さんのお仕事です。糸ひとつとってみても、原糸(げんし)、撚糸(ねんし)、精練(せいれん)、糸染、糸繰(いとくり)、整経(せいけい)、縦継(たてつぎ)、緯巻(うきまき)など、様々な手業が欠かせません。 西陣には昔からやわらかくていい地下水が出るため、染屋が多いと言います。 用途によって糸を使い分け、織屋から渡された色見本に合わせて染めていく。言葉にすれば簡単な作業のようですが、その色の“感じ”は職人さんの長年による経験と勘ありき。 10色ほどの染料から微妙な匙加減で作られる色は1万をも超えるそう。自然光のもとで丁寧に色を確認しながら、見本と同じ色に仕上げていく手業はさすがの一言。色の違いを見抜く確かな目と、それを再現する経験と技こそに、職人さんのプロフェッショナルを見ました。 己の領分を全うする。そして、それを次の工程に携わる人へと渡す。分業こそが、高いクオリティを維持し続けている秘訣なのかもしれません。

まずは、「西陣」を学ぶ。

日常的に和服を着る習慣のない人でも、京都を訪れたことがない外国人でも。 京都の伝統産業としての「西陣織」を知る人は多いでしょう。 ですが、「では、西陣織について説明ができるか」と問われれば、正直なところ、スマホ片手に検索しないでいられる自信はありません。 そこで、「まずは西陣織について知ろう」と出かけた先は、西陣の中心地にある「手織ミュージアム 織成舘」です。 フォトジェニックな石畳の路地に面した、織屋建の風情ある建物。紬の暖簾をくぐった先には、日本各地の手織物や時代衣装をはじめ、復元された絢爛豪華な能装束などが展示。手織工場の見学や手織体験も出来て、「西陣織」の基本を学ぶには最適なスポットです。 運営されているのは、織り屋を営む「渡文」。見学のために足を踏み入れた工場は、織機が動く音が響き、様々な道具で雑然としていました。そこは観光用の施設ではなく商品を生み出している現役の工房です。 臨場感を肌で感じながら、職人さんから直にお話を聞かせていただきました。 「西陣織」は、京都西陣で生産される先染紋織物の総称。多品種少量生産が特徴で、1996年には国の伝統工芸品に指定されました。 図案・紋衣装図・糸染(染色)・綜絖・整経……など、15~20以上の細かい工程により製造され、完全なる分業制です。 その歴史は平安時代まで遡り、素晴らしい技術や連綿と受け継がれてきたモノづくりへの姿勢、洗練されてきた意匠など、その魅力は語りつくせませんが、注目したのは“革新による伝統”を守ってきた、 孤高の西陣の多彩なる拓き方。 伝統と革新をミックスしながら進化してきた、孤高の西陣文化。 ――西陣CONNECTは、その「京都西陣」の特性を、最も大切にしながらプロジェクトを進めたいと考えています 。

住所:京都市上京区観世町 大宮通今出川上る観世町110(上京区大宮消防署出張所跡地)